お互いに初対面での撮影は難しいと思うこと。
結婚式のカメラマンのほとんどは、撮影当日に新郎新婦と初めて顔合わせをすることになります。
「本日はおめでとうございます。カメラマンのEOS PHOTOGRAPHYと申します。本日はお二人の撮影を担当するのはカメラマンの●●でございます。」
と会場のスタッフから紹介されてながらも、お二人が結婚準備疲れをしていないか、緊張されていないか、写真を撮られるのが好きかどうか、などなど撮影に大切な情報を見定めていくわけですが、わずかばかりの短い時間の中でではわかるわけがありません。そして緊張している結婚式場内において、すでにお二人は本番モードに突入しているのでテンションもマックスになっています。そんな環境の中でいくらお話をしてみたところで、我々はアウェイ側のスタッフだと感じられてしまうこともあります。そもそも「担当」なんていう言葉自体が不自然だと思います。まあ会場側が使う言葉なので、私が口を挟むまことはできません。
ところが事前に一度でも打合せをすることで
「先日は打合せありがとうございました、その後・・・」
と会話が続くことになります。
人間だれでも初対面の方と話す時には緊張をするわけで、カメラマンが結婚式当日にお二人を緊張させる要因になってはいけないと思いますから、個人で受ける撮影の場合には必ず事前に打ち合わせをさせていただいております。
四月になったら二月に納品済みのお客様を自宅にお招きして餃子パーティーの予定です。あ、これは余談でしたが、少しでもお客様とコミュニケーションを取ったうえで撮影できるかどうかというのは大切で、後々の写真に影響を及ぼします。こっちの事務所へ来ていただいても相手にとってはアウェイな場所になるますので、普段はお二人が行きつけのカフェやレストランを使って打合せをすることが多いですが、この際に注意をしていることがあります。結婚式の打ち合わせではかなりプライベートな内容も含まれてきますので、お二人の情報が筒抜けにならないような場所を選ぶことも重要になりますから、できれば個室のあるお店だと望ましいでしょう。
事前の二時間の打ち合わせと、数々のメールでのやり取りを重ねていけば、、、
結婚式の当日も「はじめまして」ではなく
「あれから順調にすすみましたか?」
と会話の続きをできるので、